夫婦で積立NISAを活用し、楽天証券で投資信託を運用をしています。

積立NISAは子供の学費への備えとしても有用と考えております。

さて、5月で積立NISAの運用を開始し、早いもので7か月が経過しました。7か月の間にはCOVID-19による影響があり、米国経済は大打撃を受けました。大打撃を受けている最中でも、長期投資に目を向けて資産形成を進めていましたので、投資スタイルは変えず、ただもくもくと予定通り積立を実施しました。
しかし、このまま下落の一途を辿るのではと不安ではありましたが、最近では、上昇トレンドへと移行し、資産額もプラスへと転じ始めております。また、積立投資スタイルの特徴である”下落トレンドでも強固である”という理論は正しいのかという問いに対して、身をもって、検証することが出来、今後の投資スタイルを確固たるものへと導く場面でもありました。
加えて、将来振り返った際に今回の経験はとても貴重で興味深いデータだと感じています。今後も継続して実績を公開することで子育て世代の資産形成の一助になれたら幸いです。
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S&P500とeMAXIS Slim米国株式推移

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は低コストでS&P500と連動することを目標とするファンドです。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の基準価格とS&P500の価格が綺麗に連動していることがわかります。2020年3月の下落を機に基準価格は一時反発しています。
積立NISA:損益額&利回り推移

2月からCOVID-19影響を受けて損益がマイナス(利回り:-16.3%)に転じております。損失は3月をピークに少なくなり、5月にはプラス(利回り:1.3%)に転じています。
積立NISA:投資額&資産額推移

S&P500に連動するように投資額と資産額の乖離は3月が最も大きくなりました。4月に目を向けると乖離はほとんどなくなっています。4月の基準価格(10,714円)は2月の基準価格(11,089円)に達していないのにも関わらず、2月(-6194円)に比べ4月(-6274円)の乖離が同程度になっています。5月には投資額よりも資産額が上回り損益がプラスの状態になっています。
積立NISA:買付数量&利回り推移

定期買付に関しては月初に設定していること、利回りに関しては月末の値を用いていることからラグが発生していますが、利回りが下がる=基準価格が下がることで4月の買付数量が増加していることがわかります。そのおかげで4月の基準価格が2月の基準価格に達していないのにも関わらず、2月に比べ4月の乖離が同程度になった要因と考えます。また、早期に回復につながる力となり、5月に損益プラスとなったと考えます。
積立NISA:楽天カード還元を考慮した損益額&利回り

楽天証券を使っている最大のメリットは楽天カード還元があることです。

クレジットカード還元は単純にお得ですが、カード還元の恩恵がどのくらいになっているかも確認しました。利回りでみると当り前ですが、損失があった場合は、損失幅が小さくなり、利益があった場合には、利益幅が大きくなります。%表示にすると、1%の開きが続きます。1%の恩恵でも、毎月積み立てることで、恩恵額は増大していきます。最大の損失であった3月に目を向けると-24,388円→-22,888円へと損失縮小が見られます。また5月をみてみると2,815円→4,915円へと利益が増大しています。
楽天カードでの積立NISAは有益だということがわかります。
まとめ
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)ファンドは順調に推移
- 損失は3月がピーク、5月にプラス
- 4月買付数量の増大
- 楽天カードでの運用は有用
以上、2020年5月の実績公開でした。