そんな疑問に答えます。
本記事の内容
- つみたてNISAとは?
- つみたてNISAのシミュレーション!月3万円の積立で15年で800万円、18年で1000万円、20年で1200万円に!
- 我が家のつみたてNISAの使い道は教育資金に!
- 幼稚園~大学までの必要な教育資金はいくら?教育資金が一番必要になるのはやはり大学!
- 我が家のつみたてNISA運用状況!
つみたてNISAは年間40万円を上限に20年間非課税で株式を運用できる制度です。20年間を設定している理由としては中長期投資を目的とすることで安定的なリターン確保を実現するためです。つみたてNISAは20年間が経過しなくても自由に引き出すことは可能ですが安定的なリターンが確保できる20年後ごろをターゲットに資産計画を立てることが賢明と考えられます。
我が家では夫婦2名義分つみたてNISA口座を保有しておりそれぞれ月3万円ほど投資信託を運用しています。そんな我が家のつみたてNISAの使い道を紹介できればと思います。
Table of Contents
つみたてNISAとは?
まずはつみたてNISAの概要について説明していきます。
- 非課税上限額は40万円/年
- 非課税期間は20年
- つみたてNISAはいつでも引き出すことが出来る
- 保有期間20年間で元本割れリスクが限りなく少なくなる
参照:金融庁HP
非課税上限額は40万円/年
年間で最大40万円まで投資することが可能です。月々に換算すると33333円となります。無理なく続けられる額と言えます。現に我が家でも3万円/月で運用しています。
非課税期間は20年
株式投資後20年間は利益に対して非課税で運用することが出来ます。子供が誕生した年につみたてNISAを始め、投資した株式は、子が成人になるまで非課税期間が続きます。
つみたてNISAはいつでも引き出すことが出来る
つみたてNISAはいつでも売却することが出来、かつ非課税の恩恵を受けながら引き出すことも可能です。とても使い勝手のよい制度になっています。
ジュニアNISAを考えると令和元年12月20日閣議決定より、令和6年1月1日(2024年)から自由にかつ非課税の恩恵を受けながら払出しできるようになりましたが、以前は子どもが18歳になるまで払出し制限がありました。

学資保険を考えるとジュニアNISA同様子どもが18歳になるまで満額受け取ることが出来ず、18歳まで引き出せないのにも関わらず低金利政策の影響で全然増えません。また途中解約すると元本割れしてしまいます。
保有期間20年間で元本割れリスクが限りなく少なくなる

参照:金融庁HP
金融庁の調査によると、短期的(5年)な結果をみると元本割れするリスクもありますが、20年間という長期的に積立することで、元本割れするリスクが限りなく少なくなっています。
つみたてNISAのシミュレーション!月3万円の積立で15年で800万円、18年で1000万円、20年で1200万円に!
つみたてNISAは20年間の運用を見据えた制度です。20年の運用を見据えた制度となっている理由としては中長期に投資をすることで安定的なリターンを確保できることにあります。そのため短期でのリターンを目的としておらず、短期的な資産計画には不向きな面があります。
上記を踏まえると15年から20年かけて資産形成を行い、15年後、20年後に使うような計画を立てることが賢明と考えます。まずはつみたてNISAを運用した場合、15~20年後にどのくらい資産が形成されるかシミュレーションしたいと思います。
条件は以下で設定します。
- 積立金額:月3万円
- 年率:5%
- 複利計算:年一回
- 期間:15年、18年、20年
- シミュレーション:金融庁シミュレーション
15年後:800万円!

月3万円ずつ積立投資を実施すると15年で元本は540万円となります。年率5%で運用益が発生すると仮定すると運用益は261万円まで広がる公算となります。合計で800万円に達します。
18年後:1000万円!

月3万円ずつ積立投資を実施すると18年で元本は648万円となります。年率5%で運用益が発生すると仮定すると運用益は400万円まで広がる公算となります。合計で1000万円に達します。
20年後:1200万円!

月3万円ずつ積立投資を実施すると20年で元本は720万円となります。年率5%で運用益が発生すると仮定すると運用益は500万円まで広がる公算となります。合計で1200万円に達します。
我が家のつみたてNISAの使い道は教育資金に!
ライフイベントを考えた際に貯めないといけない資金は以下などがあります。
- 教育資金
- 住宅取得
- 住宅建替え費用
- 老後資金
- 車購入
その中でも我が家では「教育資金」を優先的に計画することを考えています。自分の親が自分のために資金を用意し大学まで行かせてもらったことを考えると自分の子どもも同じような教育が受けれるように準備したいと思っています。ただ私自身の大学生活において日本学生支援機構の第一種奨学金を貸与してもらいながら学生生活を送っておりましたので、用意できなければ奨学金を活用するのも一手かなと思います。学生生活において優秀な成績を修めることが出来れば返還免除になる可能性もあります。現に私自身も返還免除を経験しております。本人の自信にも繋がると思います。
幼稚園~大学までの必要な教育資金はいくら?教育資金が一番必要になるのはやはり大学!
教育資金がどのくらい必要か学校種別にみていきたいと思います。
参照(幼稚園~高校):文部科学省:学習費調査
参照(大学):授業料等の推移
幼稚園
公立
年間で約20万円ほどとなります。3年間で約65万円となります。
私立
年間で約50万円ほどとなります。3年間で約160万円となります。
我が家では私立ではなく、公立で考えています。
小学校
公立
年間で約30万円ほどとなります。6年間で約200万円となります。
私立
年間で約150万円ほどとなります。6年間で約1000万円となります。
6年間と在学期間が長いためか公立と私立で大きく差がひらいています。我が家の場合は公立で検討しています。
中学校
公立
年間で約45万円ほどとなります。3年間で約150万円となります。
私立
年間で約150万円ほどとなります。3年間で約420万円となります。
中学は、私立か公立かは悩むところです。子供の意向を確認しながら検討したいと思います。
高校
公立
年間で約50万円ほどとなります。3年間で約150万円となります。
私立
年間で約100万円ほどとなります。3年間で約300万円となります。
高校も、私立か公立かは悩むところです。子供の意向を確認しながら検討したいと思います。
大学
国公立
4年間で約540万円となります。
私立文系
4年間で約730万円となります。
私立理系
4年間で約830万円となります。
因みに修士課程を取得するとなると、
- 国立:約135万円
- 私立:約180万円
学費まとめ
妻も私も理系なので、大学は理系として考えてみます。
- 公立幼稚園→公立小学校→公立中学校→公立高校→国立大学→国立大学院:計1240万
- 公立幼稚園→公立小学校→公立中学校→公立高校→私立理系大学→私立大学院:計1575万
- 公立幼稚園→公立小学校→公立中学校→私立高校→私立理系大学→私立大学院:計1725万
- 公立幼稚園→公立小学校→私立中学校→私立高校→私立理系大学→私立大学院:計1995万
大学入学までに1000万円用意できれば、理系大学院まで教育を受けさせることが出来、子供を無事に社会人として送り出せます。つみたてNISAを活用し月3万円積立投資すれば可能な額になります。
我が家のつみたてNISA運用状況!
我が家のつみたてNISA運用状況です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 2019年11月より運用開始
- 証券会社:楽天証券
- 投資額:3万円/月(内、500楽天ポイント投資)
- 決済方法:クレジット払い
- 旦那名義の口座
旦那名義のつみたてNISA口座について毎月実績を公開しています。よかったら参照ください。

ニッセイ外国株式インデックス
- 2019年11月より運用開始
- 証券会社:楽天証券
- 投資額:3万円/月(内、500楽天ポイント投資)
- 決済方法:クレジット払い
- 妻名義の口座
妻名義のつみたてNISA口座について毎月実績を公開しています。よかったら参照ください。
