そんな疑問に答えます。
本記事の内容
- MSCIコクサイ・インデックスとは?
- ニッセイ外国株式インデックス vs eMAXIS Slim先進国株式
- 我が家のつみたてNISA運用状況
- つみたてNISA:ニッセイ外国株式インデックス最新実績紹介
- つみたてNISA:ニッセイ外国株式インデックス過去実績紹介
- つみたてNISAは楽天証券がおススメ!
- つみたてNISA活用する上での気持ち&今後の課題
つみたてNISAを始める際、ファンド選びに悩みました。
投資の基本は以下と言われています。
- 時間の分散
- 国の分散
- 業種の分散
ニッセイ外国株式インデックスはMSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとし、日本を除く主要先進国の株式に投資をするファンドです。つまりニッセイ外国株式インデックスに投資をするということは、「時間の分散」、「業種の分散」、「国の分散」を同時に図れることになります。
ただ、以下懸念は残ります。
- 日本を除く指標で大丈夫か
- 新興国が入っていないが問題ないか
日本、新興国は過去の相場から必ずしも米国のような右肩上がりの相場とは言えないため、分散性を確保しながら投資する目的なら先進国のみで十分と判断しました。
とはいえ、実績を見てみないと判断がつかないと思いますので、毎月実績を公開していきたいと思います。参考にしてもらえますと嬉しいです。
Table of Contents
MSCIコクサイ・インデックスとは?
MSCIコクサイ・インデックス
MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供する世界の株式を対象とした指数、MSCI All Country World Index (ACWI:アクイ)から、新興国と日本を除外したものがMSCI-KOKUSAIインデックス(MSCIコクサイ指数)です。1969年12月31日のMSCI-KOKUSAIインデックスを100ドルとした場合、その20年後の1989年12月31日には381ドルとなり、40年後の2009年12月31日には1159ドルに増加しており、きれいな右肩上がりの指数と言えます。
参照元:MSCI-KOKUSAI
ニッセイ外国株式インデックス vs eMAXIS Slim先進国株式
ニッセイ外国株式インデックスと同じくMSCI-KOKUSAIインデックスをベンチマークとしているファンドはいくつかあります。
その中でも手数料が安く人気があるのが「ニッセイ外国株式インデックス」と「eMAXIS Slim先進国株式」になります。両者の違いについて確認していきます。
手数料
ニッセイ外国株式インデックス
- 購入時手数料:なし
- 信託報酬:年率0.1023%
参照元:ニッセイ外国株式インデックス(2020年9月30日時点)
eMAXIS Slim先進国株式
- 購入時手数料:なし
- 信託報酬:年率0.1023%
参照元:eMAXIS Slim先進国株式(2020年9月30日時点)
手数料は互角です。
パフォーマンス
ニッセイ外国株式インデックス
- 過去1年:8.6%
- 過去3年:18.9%
参照元:ニッセイ外国株式インデックス(2020年9月30日時点)
eMAXIS Slim先進国株式
- 過去1年:8.6%
- 過去3年:19.0%
参照元:eMAXIS Slim先進国株式(2020年9月30日時点)
過去3年のパフォーマンスで若干eMAXIS Slim先進国株式が上回っていますが誤差範囲内で互角と判断します。
純資産総額
ニッセイ外国株式インデックス
- 1940億円
参照元:ニッセイ外国株式インデックス(2020年9月30日時点)
eMAXIS Slim先進国株式
- 1242億円
参照元:eMAXIS Slim先進国株式(2020年9月30日時点)
こちらも拮抗していますがニッセイ外国株式インデックスの方が優位と言えます。純資産が増加することで今後手数料が下がることが期待できます。
ジュニアNISAでは「eMAXIS Slim先進国株式」を運用しています。実績も毎月更新していきますので、参考にしてもらえますと嬉しいです。

我が家のつみたてNISA運用状況
我が家のつみたてNISA運用状況です。
ニッセイ外国株式インデックス
- 2019年11月より運用開始
- 証券会社:楽天証券
- 投資額:3万円/月(内、500楽天ポイント投資)
- 決済方法:クレジット払い
- 妻名義の口座
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 2019年11月より運用開始
- 証券会社:楽天証券
- 投資額:3万円/月(内、500楽天ポイント投資)
- 決済方法:クレジット払い
- 旦那名義の口座
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の実績に関しては以下に纏めています。

つみたてNISA:ニッセイ外国株式インデックス最新実績紹介(2020年10月)
- 投資額:36万円
- 損益:+9753円
- 利回り:2.7%
- 累計買付数量:220498口
- 楽天カード還元考慮損益:+13353円
- 楽天カード還元考慮利回り:3.7%
つみたてNISA:ニッセイ外国株式インデックス過去実績紹介
損益と利回り推移

楽天カードを考慮した損益と利回り推移

コロナショックの影響で2020年3月頃に暴落の影響を受け、損失額も最大となりました。しかし、その後は速やかに回復し、プラスを推移しています。
暴落状況下でも愚直に積立を続けた結果だと思います。
つみたてNISAは楽天証券がおススメ!
証券会社は色々ありますが、圧倒的に楽天証券がお勧めです。
おすすめポイントは以下です。
- 取扱商品数が多いこと
- クレジット払いが出来ること
楽天証券で運用すると株式投資しながらクレジット払いによる還元の恩恵も受けることができますので圧倒的にお得です。
つみたてNISAで楽天証券を選んだ理由は以下にも詳しく纏めています。参考にしてもらえますと嬉しいです。

つみたてNISA活用する上での気持ち&今後の課題
つみたてNISAを運用する上で心がけている点について、紹介したいと思います。
気持ち
- 暴落しても積立をやめない
暴落に直面すると、資産額がどんどん減っていく状況になります。資産が減っていくのはとても辛く耐え難いものですがつみたてNISAは中長期に目を向けた制度/投資法ですので目先の株価の変動に一喜一憂するのではなく、愚直に積立を遂行します。
- 時間、セクター、国の分散を心がける
やはり投資の基本は分散ですので、投資する時間、投資するセクター、投資する国に分散性があるかどうかは常に把握する必要があります。
今後の課題
- 日本、新興国は含めなくて大丈夫か?
ニッセイ外国株式インデックスは日本を除く主要先進国の株式に投資をするファンドです。そのため日本、新興国には投資を行っていません。主要先進国の株式に投資することで過去は綺麗な右肩あがりの相場でしたが今後も同様になるかは分かりません。主要先進国のみで大丈夫かどうかは今後もモニタリングする必要があります。
ニッセイ外国株式インデックスは順調に推移
つみたてNISAでニッセイ外国株式インデックスを運用していますが今のところ順調に推移していますので満足しています。
今後も毎月更新していきますのでよかったら見てください。
明日の家族のために。
ではでは。